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阪急の長岡天神駅の西口から駅前商店街を進み、すぐ北側へ続くセブン通りを延々直進。 １０分ほど歩いてガソリンスタンドを越したあたり、左手に精肉店があり、その向い側筋を東へ入る。この辺りは住宅地で、今風建売りと昔ながらの大きな民家が混在している。 さてその通りに、いきなり現れる、どどーんと大きな建物。長岡市営の浴場施設で、その名も「ふれあいの湯」。地域コミュニティーの共同浴場だ。大きくきれいな建物に、男女それぞれ色違いの暖簾がかかる。 暖簾をくぐり引き戸と開けると下足場。こちらにはお馴染みの下足箱が無い。壁側の棚に靴を並べて置くだけ。自動ドアを開けると番台があり、脱衣所。この脱衣所には脱衣ロッカーが無く、壁の棚に籠が並べられており、そちらに入れて棚に並べる。財布他持ち物、少々不安ではあるが、地域コミュニティのこの施設、特に問題が無いのだろう。 さてそれでは浴室へと。こちらも外観同様、きれいでシンプルながらも整った浴槽設備。中央に、ぶくぶく気泡湯と深の主浴槽、浅と浅内に超音波ジェットが２連。浴室入り口横にはサウナ、その前には水風呂がある。浴槽は手摺りで区切られており、さすが市営だけあり細かい気配りがされている。 そして一番印象に残ったのが、入浴客が多かったこと。みなさん、さすが地元の方々だけあって、あちらこちらで挨拶が交わされ、まさに町の社交場という雰囲気。余所者のこの私、えらいすみませんと、謙虚に入らせていただきました。おまけに料金が大人１７０円という破格の安さ。ますますもって、お礼を申し上げます。 |