富久の湯
 
【住所】 東京都台東区千束2−34−6
【営業時間】 15:30〜23:30 
定休日】 毎週日曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 深気泡湯、浅超音波気泡風呂、浅気泡湯
【最寄り駅】 東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩約10分 
 


 東京メトロの日比谷線、入谷駅の北側から金美館通りを東へ、国際通りへ出る1つ手前の筋を北へ上がる。150メートルほど行った先の広めの通り、その角っこに銭湯。黒基調のシックな正面外観、上に黒の壁がどーっと延びているのが印象的。かかる暖簾は朱色に白抜きの屋号。横手に青い生地の布看板。その反対側には朱色の飲料類の自販機。なんとその正面下と側面に「富久の湯」との屋号入りだ。なんともまぁ、凝っている。

 そのオリジナル屋号の暖簾をくぐると、きれいな下足場。スローブがついており、バリアフリーな展開をしている。中へ入るとフロント、そして広々としたロビー。とにかく新しくてきれい、清潔感が溢れている。ロビーは縦長で、テレビが置かれ長椅子が並べられた、くつろぎの空間。

 そして脱衣所へ。こちらも新しくてきれい。フローリング風の樹脂製のカーペット?が敷かれた床は、今まで入った東京銭湯では珍しい。天井はきれいな造りで、3枚羽根扇風機がぶら下がる。脱衣所中央には木のベンチ、それを境目に、片方には脱衣ロッカーのある脱衣スペース、片方はテーブルとソファの応接セットが置かれている。浴室前には、アナログ体重計と、ぶら下がり健康器。たまにはぶら下がろう、と思ったのが間違いで、自分の運動神経がこんなに落ちているということを、まざまざと認識。いらんことをするもんじゃない。

 気をとり直して浴室へ。浴室手前にずらーっと洗い場のカラン、その奥壁側に浴槽が一直線。天井は高く2段式、水色に塗られいる。きれいに塗りなおされた天井で、見上げていて気持ちがいい。洗い場のカラン数、両壁側はそれぞれ7つと8つ、間の島カランは両側5つづつ。奥壁の浴槽、3つの層に分かれており、深のブクブク気泡湯、横長浅の超音波ジェットが2連、同じく浅のブクブク気泡湯。それぞれブクブクジャージャー、賑やかな浴槽だ。

 そしてお楽しみ、銭湯アート。ここのアートはモザイクタイル絵のダブル模様。奥の壁に大きなモザイクタイル絵、絵柄は山々と海、島々と松の木という自然派。そして間仕切壁に、山々と湖、洋館という西洋風のデザインだ。和洋それぞれ、2つのモザイク、なかなか見応えあり。緻密な構成にため息だ。

 湯上り後、あらためてこの銭湯のきれいさ、清潔感に感心。どうやら改装されてそれほど時間が経っていないようだ。かなり高感度高し、ばっちりです。イケイケゴーゴー、フクノユヘ。
 

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