ふくの湯
 
【住所】 東京都文京区千駄木5−41−5
【営業時間】 平日 13:00〜24:00  土日祝日 8:00〜24:00 
定休日】 年中無休
【入浴料】 大人¥450  中人¥150  小人¥60 
【設備】 浅、超音波気泡風呂、気泡風呂、釜風呂
【最寄り駅】 東京メトロ南北線本駒込駅から徒歩6分
 


 東京メトロの本駒込駅、本郷通りから北東へ枝分かれしている通りを500メートルほど。通りの東側に、はっとするような佇まい。銭湯とすぐには思えず、ちょっとした温泉旅館、もしくは和食料理店のような外観か。木の質感を生かした和の造り、オリジナルの短い暖簾がかかる。暖簾の奥には階段、なんと高齢者用に上へ上がるリフトが付いている。ひぇ〜、これはまったくもって初めて見た。なんという心配りか。

 階段を上がると、すぐにフロント、その前にベンチ。入浴券は券売機で購入し、その後に下足場へあがる。そして脱衣所へ。それほど広くは無いが、きれいで整えらえた気持ちのいい空間だ。脱衣ロッカーは両壁側に、片側は「いろはに・・・」と書かれたのと、数字の書かれたのと2タイプある。もう片側には縦長タイプも含めて、「いろはに・・・」の続き。いずれも統一感のある木のデザイン。中央には腰掛け台、隅にはベンチが置かれている。

 浴室へと。こちらもまた、きれいで整えられた気持ちのいい空間だ。手前側に洗い場のカラン、奥に浴槽。両壁側のカラン、間仕切壁側に5つ、反対壁側に3つ、その間には6角柱の島カランがあり、カランの数も6つだ。奥の浴槽、横長の浅と、別に1つ。浅内、超音波ジェット2連付き。浴槽の縁は檜造りで、これまた雰囲気造りに一役買っている。その横手、釜風呂(と言っていいのかどうか、適当です)が1つ。残念ながら先客が続いてなかなか入ることができず、タイムアウトだった。

 そして銭湯アートだ。奥の壁上に、まぁこれが見事な富士山のペンキ絵だ。半分ほど見える隣の女湯は赤富士。いやぁすごいな、まさにアートだ。そして間仕切壁、こちらには弁天様と七福神の宝船が描かれている。なんとももぅ、贅沢だなこりゃ、というような内容だ。

 ちなみに、浴室は男女週替わりのようだ。僕の入ったこの日は男湯が弁財天の湯、そしてもう片方は大黒天の湯のようだ。その時に訪れれば、今度は赤富士が拝めるのか。機械があれば、また次来たい、そう思えるような銭湯。行きましょう。

 

銭湯TOP     東京都文京区























inserted by FC2 system