藤の湯
 
【住所】 東京都江東区東砂3-18-17
【営業時間】 15:00〜23:00  
定休日】 6、16、26日 (日曜日は翌日休)
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 薬風呂、浅、電気風呂、ボディジェット、超音波気泡風呂呂
【最寄り駅】 都営新宿線大島駅より徒歩約13分
 


 都営新宿線の大島駅、もしくは東大島駅、それぞれ同じくらいの距離か。いや、東京メトロの東西線南砂町駅もありかな、しかしちょいと遠いか。都営からは南側、メトロは北側。荒川と平行する通りから辻を入った住宅地の中。小さな商店が並ぶ間から、お風呂名が書かれた看板が目に入る。

 建物に挟まれておりわかりづらいが、ちょいと引いて見てみると、青い屋根の木造民家の造りだ。正面は改装されていて、上側に樹木が茂る。暖簾は架かっておらず、自動ドアから中へ入る。両側に下足箱があり、そこからすぐにフロント。下足場とフロントの間に扉はない。フロントは向かって左側、その対面にはテレビや飲料類の冷蔵庫、アイスの冷凍庫もある。

 その正面奥に男女それぞれの入口。入ると下足場だ。きれいで整えらえた清潔な脱衣所。天井は高く、床はピッカピカのフローリング。外壁側に脱衣ロッカー、間に常連用ロッカーも。中央には腰掛け台。間仕切り壁側には洗面台と、長椅子。浴室入口前にはアナログ体重計、マッサージ機。驚いたのが、脱衣所入口横手に設けられた、テラスのような空間。そこには丸テーブルと椅子が置かれていくつろぎのスペース。そこから見える景色は、外側の庭に、ずらーっと並べられた盆栽の数々。これはすごい、門外漢の僕のようなものにもなんかすごいと思わせる。いやあ、まったくもって感心しました。

 そして浴室へと。こちらもまた、きれいで整えらえたスペース。しかし昔ながらの雰囲気のキープしているという、たまらん空間だ。まずなんといっても、奥壁一面に描かれた山々と滝の豪快なタイル絵。この迫力は凄いとしか言いようがない。そして間仕切り壁には花模様のタイル。洗い場のカラン、間仕切り壁側7つ、外壁側4つ、間の島カラン1列片側は6つともう片側は4つ。

 浴槽は奥壁側に。外壁側にちょっと張りだした変則的な形。まずは薬風呂、漢方薬の入った袋が沈められ、ブクブクの気泡湯付きだ。そして横長で変則形の浅。その外壁側には壁に沿って、電気風呂、ボディジェット、スーパージェットバスという3連チャン。薬風呂側に給湯口、座ザザザーとお湯が注がれている。
 
 とにかくきれいで清潔感、そして昔ながらの雰囲気が感じられるという、たいへん美味しい銭湯だ。特にテラスの椅子に座りながら、しばし過ごすと、なんともリラックス。良い銭湯です、気に入りました。
 

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