江古田湯
 
【住所】 東京都中野区江古田3-5-12
【営業時間】 16:00〜24:00  
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅、気泡風呂、超音波気泡風呂、露天風呂
【最寄り駅】 都営大江戸線新江古田駅から徒歩約10分
 


 都営新宿線の新江古田駅。駅前から続く江古田通りを南へずんずんずん。800メートルほど行った信号のある交差点を南東へ少し入った住宅地の中。通りに黄色い看板、温泉マークと屋号。その矢印が指し示す方向、建物の間の細い路地の奥にマンション、その1階に銭湯だ。マンション上には四角い煙突がニョキッ、温泉マークと屋号。手前側にはコインランドリー。突き当りの階段を下ると玄関口だ。

 暖簾は架かっておらず、向かって右側に傘立て、左側に下足箱。そこから斜めに自動ドア、入ると奥に長いロビー、フロント式だ。奥のロビー、テーブルと長椅子、テレビに飲料類の冷蔵庫。壁には大きな横長の額入りの風景写真。それと木彫りの鷹が存在感バリバリだ。

 フロント前から男女それぞれの脱衣所。きれいに整えられた脱衣所、空間が広く感じられて気持ちいい。ビル型銭湯ということもあり、天井は低め。外壁側に脱衣ロッカー、その上にはなぜか盆栽が。中央にはテーブルと長椅子。脱衣所入口横手側にはマッサージ機とアナログ体重計。浴室入口前には常連用ロッカー。さらにその横手の間仕切り壁側は、少し引っ込んだようになっていて、そこにはマッサージ機が2つ並ぶ。

 そして浴室へと入る。こちらもまた、きれいで広々と感じられる空間だ。天井はやはり低めだが、横の柱がピンクに塗られているのがチャーミング。間仕切り壁をはじめとして、花のイラスト模様があちらこちら。その間仕切り壁上には造花が ずらーっと置かれていて華を添えている。奥壁には、カモメやヨットのイラストと共に、おそらく夕陽だろう、小さい色タイルで表現された銭湯アート。洗い場のカランは間仕切り壁側に9つ、島カラン1列目両側7つづつ、2列目片側のみ4つ、外壁側2つのカラン数だ。

 各種浴槽、奥壁側に並ぶ。しかしちょっと変わった特徴のある形。外壁側、前面に張りだした円形の浴槽、その奥側は壁側に沿って。その円形、期待どおりのジャグジー、ブクブクの気泡風呂。細かい泡のミクロバイブラ。その奥側には打たせ湯。壁のボタンを押すと上からお湯がザザーっ。壁に直接手書きで「うたせ湯」と書いているのがキッチュ。その隣には電気風呂、そして浅、さらに超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂で頭の位置には水枕。

 きれいな浴室、設備的にもたいへん充実。とにかく快適に過ごすことができる銭湯。建物のロケーションは路地奥であり、かつ反対側からだと、くねくね路地入って突き当り。この感覚が、なんかいいもんあります。面白い。

 

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