【住所】 | 大阪府泉佐野市野出町3−5 |
【営業時間】 | 16:00〜23:00 |
【定休日】 | 毎週日曜日 |
【入浴料】 | 大人¥250 中人¥80 小人¥50 |
【設備】 | 深、浅 |
【最寄り駅】 | 南海本線泉佐野駅から徒歩10分 |
南海の泉佐野駅を西へ、つきあたりの商店街を南へ行くと、すでに廃業された銭湯の建物を発見。ああ、入りたい〜、もっと早く来るべきだった!と、心の中で大きく叫ぶ。その建物の2つほど先の辻を西へ入り、海側に向かってぶらぶら歩いていくと、小学校があり、それを越えた角を左へ曲がると・・・おおお、お風呂屋さん発見!これがまたうれしくなるような、素朴でこじんまりとした外観。やたら大きく見える暖簾。この古い街並みにぴったりの懐古系銭湯。わくわくしながら暖簾をくぐる。 観音開きの引き戸を開けると、おっといい雰囲気だねぇの下足場。男側の扉を開けて中へ、番台のところに段がもう一段。そして、貴重品用?か常連さんの預け物用?なのか、木のロッカーが番台横に。 脱衣場、おお、広い広い。内庭のガラス戸が開いていて、気持ちいい。天井には3枚羽巨大扇風機。番台の対面には神棚、提灯がいっぱい飾られていて、ちょっとした迫力もの。この雰囲気、たまりません。 そして、これまたシンプルかつレトロな浴室。石畳の敷き詰められた床、中央にどどーんと深と浅。浴槽の段がけっこう高い。入り口横手には、女湯とつながっている掛水。その横に風呂桶の置かれた台。洗い場の数は6つのみ。 いやもう、なーんにも言うことはありません。この空間に浸りながら湯船に浸かる、それだけで私は満足です。いったい今がいつなのか、いったいここはどこなのか、それすら忘れてしまいそうになるような。 帰路、表に出ると、民家の間からニョキッと見える関空のビル。これを見て、一気に現実に引き戻されたのでした。 ※ 残念ながら、廃業されました。 データは廃業前のものです。御注意ください。 |