蛭子湯

【住所】 京都府京都市中京区壬生下溝町51−1
【営業時間】 14:30〜翌1:00 
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、気泡風呂、超音波気泡薬風呂、電気風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 阪急京都線西院駅から徒歩7分



 四条通りから交差する御前通の一本東側、西新道錦商店街のアーケード街から西へ少し入った通り。横長民家の建物に、玄関両脇にカラフルな石造り、オレンジと青線ストライプのテントの下に暖簾、その上には黒基調の看板。そして向かって右側にはお地蔵様の祠。
 
 暖簾をくぐると下足場。ゆったりとしているが、天井は低い。番台を通り脱衣所へ入ると、椅子に座られていたご主人が黄色のプラ籠を置いてくださる。衣類はその籠ごと脱衣ロッカーへ。仕切り壁上には黒い招き猫が鎮座。その仕切り壁側にはベンチ。四方には椅子。旧式のマッサージ機も遠慮しがちに置かれている。壁には団扇が縦に並ぶ。脱衣ロッカーの上には、以前普通に使われていたであろう柳行李がいくつか。

 浴室へ。こちらはきれいに改装されており、たいそう気持ちのいい空間。カランの並ぶ洗い場側の壁は、ゆるやかな曲線になっており、洒落た造り。2つ並ぶ島カランの間には、柱が1本。カランもシャワーも新しく、快適に使用できる。そして各種浴槽もあれこれ。

 仕切り壁側に主浴槽他、ひとかたまりでレイアウト。主浴槽の深と浅、浅内はブクブクと気泡湯付き。その奥側に電気風呂、さらにその奥に超音波気泡風呂ジェット3連の薬風呂。その隣にサウナ。さらに隣に水風呂。この水風呂、けっこう深く、壁の高い位置から水がざざざーと落下している。
 
 湯上り後、販売されている缶ビールを購入。すると先ほどのご主人が、フタをプシュっと開けてから渡してくださった。さらに帰る際にもドアを開けてくださり、「ありがとうございました」の丁寧なお言葉。いや、これには恐れ入りました。客商売として当たり前なのかもしれませんが、この丁寧さには感心させられました。

 

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