第二寿湯
 
【住所】 東京都江戸川区江戸川1−46−12
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週木・金曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅超音波気泡風呂、電気風呂、薬風呂
【最寄り駅】 都営新宿線瑞江駅から徒歩約12分
 


 都営新宿線の瑞江駅から南西、瑞江駅西通りを南へ、篠崎街道との交差点を東、1つ目信号を南へ入り、200メートルほど先を東。民家の間の突き当り、その奥に銭湯の入口が見える。いわゆる路地奥どん突きの銭湯。その佇まい、前面が改装されて「和」を強調したような雰囲気が漂う。掲げられた屋号の板、オリジナルの暖簾がかっちょいい。しかし、んんん、この暖簾、よ-く見ると、そう、江戸川区の銭湯キャラクター、「お湯の富士」が映りこんでいるではないか。こりゃ面白いや。

 その暖簾をくぐると下足場、そして引き戸から中へ。外観の改装度具合からてっきりフロント式かと思いきやさにあらず、番台式ですよってのが、なんかうれしい。そして脱衣所、きれいで整えられているが、しかし雰囲気は在りし日の銭湯空間。天井は格天井、床はきれいなフローリング。外壁側に脱衣ロッカー、中央には島ロッカー。外壁側の脱衣ロッカー、下側は縦長仕様になっている。島ロッカーを挟んで両側に、3つづつイスが並ぶ。間仕切り壁側の鏡は、そのイスに合わすように、縦長が3つ。その上側にはランプ風照明。浴室入口前にはアナログ体重計。そして番台横手側、ガラス戸の向こう側に、ささやかながら内庭。ちょっとしたアクセント。

 それでは浴室へ。ふむ、伝統的銭湯空間、しかしきれいで清潔感。天井はすこーんと高く、2段式で水色に塗られている。洗い場のカランは、間仕切り壁側5つ、外壁側4つ、間の島カラン1列両側5つづつというカラン数。間仕切り壁側は、かつては6つだったのだろう、鏡だけ残っている。浴室は奥の壁側、外壁側に縦長に、その隣に横長に、という少々変則的な形。縦長の浴槽は薬風呂、たまに見かける岩盤板なる天然鉱物を粉砕して加工した板状のものが1つ浴底に敷かれており、なんやら効果があるらしい。そして横長は浅、浴槽内には超音波気泡ジェットが1つと、電気風呂が併設されている。

 そしてそしてそして、奥壁にどどどーんと、富士山のペンキ絵!なのだが、特筆すべきは、この壁絵に江戸川区銭湯キャラクターの「お湯の富士」がまたしても!それも、富士山の麓の湖で、岩の上で金魚鉢を持っていたり、屋形船の上でビールらしきものを瓶ごと飲んでいたり、たらいの中に入っていたり・・・なんともまあ、だ。しかも可愛いなあ、このキャラ。良くできたキャラクターやないですか、ゆるキャラグランプリ狙えませんかね。とにかくこの壁絵、必見だ。

 てなわけで、伝統的なレトロ感を残しつつ、プチ改装にてきれいに整えられた、ある意味で理想的な銭湯だ。入浴客も多く、みなさん和気藹々。なんか、銭湯のめっちゃ良いところを見せつけられたようだ。いや、かなりいいんやないかと思います。そいでもって「お湯の富士」、いいキャラやな〜。これまた最高。 

 

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