第一敷島湯

【住所】 兵庫県尼崎市杭瀬本町1−25−5
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥360  中人¥130  小人¥60
【設備】 深、浅、薬風呂
【最寄り駅】 阪神本線杭瀬駅から徒歩5分



 阪神の杭瀬駅から北東、国道2号線から少し北へ入ったところ、細い住宅地の通りに、突然、あれっ、こんなところにお風呂屋さん!というような佇まい。

 なんと言っても、まずその外観に一発でノックアウト。阪神間では珍しい、唐破風の屋根。そしてそのこじんまりとした入り口に、妙に大きく感じる暖簾。この限りなく昔ながらの外観銭湯、そりゃ入らないでどうするの。というわけで、なにかわからないものに背中を押されるようにして暖簾をくぐる。

 番台を通り、脱衣場へ。こじんまりとはしながらも、それほど古い感じはしない。内庭があって、よく整えられていて、とても良い眺め。落ち着いた雰囲気を醸し出していて、好感を持てる。

 浴室も、こじんまりとはしながらも、古い感じは皆無。浴槽はシンプルに、深と浅、そして暦風呂の薬風呂という構成。半円形の深に、一人サイズのちょこっとした浅、ライオンの口からどばーっとバスクリン入りのお湯が注がれている薬湯。コンパクトにまとまりながらも、ちょっと目を引くような造り。

 そして男女間仕切り壁側に、大きな滝のモザイクタイル絵。細かいタイルの白黒で構成されたパノラマアワー。ちょっとした見モノになっている。

 

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