No.11− No.15
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No.11 BADUIZM/ERYKAH BADU (1997/アメリカ) R&B音痴の僕が、なぜか、はまりまくったエリカ・バドゥ。僕の勤めている会社の後輩に、この辺りの音楽がめちゃくちゃ好きなやつがいて、たまにおすすめのCDを貸してくれたりするのだが、その中で、もっとも聴き込んだのがこれ。聴き込みついでに、発作的に買ってしまいました。
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No.12 UNSANE/UNSANE (1991/アメリカ) 通称「首チョン」といわれた衝撃的なジャケット。なんとも悪趣味な、米国アンダーグラウンドの臭いがぷんぷん漂ってくるようなジャケ写だが、ただのノイズまき散らし型の単なるこけおどしバンドかと思うと、さにあらず。掛け値なしにすさんだサウンドで、ニューヨークっちゅーところは命がいくつあってもたりねーや、などと行ったこともないくせに、そのように思わずにはおれないような、悪夢のような世界が展開されています。
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No.13 THE END/NICO (1974/アメリカ) 「ジ・エンド」。タイトル曲は言うまでもなく、ドアーズの名曲。これをアルバム・タイトルに持ってこられると、聴いているほうもついつい深読みしてしまうってもんですが、かつてニコとジム・モリソンは恋仲だったらしい。何をか言わんや・・・って思ってしまいますよな、こりゃ。しかも、そのヘヴィな名曲を、彼女の呪術的な深く重いヴォーカルがからめとるようにカバーしているっていうのが、何ともたまりません。ジョン・ケイル、ブライアン・イーノ、フィル・マンザネラ・・・という鉄壁のバックを従えて、ニコの巫女的呪縛ヴォーカルがうなりまくっています。基本的に、大きな高揚のない、地面を這うような曲が続くのですが、それでも、そこから耳が離せないのは、ニコのたぐいまれな表現力の磁力のせいでしょう。なんとも、耳を離すことのできない強力な磁場を作り出している、彼女の声。なんで死んじまったんだぁ!
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No.14 HARMONY CORRUPTION/NAPALM DEATH (1990/イギリス) はやい、うまい、やすい、は、吉野屋の牛丼だが、速い、重い、かっこいい!は、文句なしにはナパーム・デス!80年代の後半を超人的なスピードで、秒単位で駆け抜けた彼らが、自ら築き上げたスタイルをぶち壊すかのように徐々にスピード・ダウンを行い、新たなエクストリーム・ミュージックを追求していく契機となったのが、この
『HARMONY CORRUPTION』 です。 |
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No.15 ハルメンズの20世紀/ハルメンズ (1981/日本) 80年代の裏ポップ(?)ニュー・ウェーヴ・バンド、ハルメンズ。このジャケットのインパクトだけで、もうレジへ直行もんでしょう。
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