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おっとまぁ、やられました、この外観。ひと目見た瞬間に、もうとんでもないくらいの感動。写真ではわかりにくいかもしれませんが、千鳥破風の造りに、なんとシャチホコ！その威風堂々の立派な外観に、心の中で限りない拍手。対照的な「ゆ」の字の丸看板に、それはそれでミスマッチな楽しみを覚えつつ、なにはともあれ暖簾をくぐる。 脱衣場、格子状になった天井に、すでに回されていないであろう大きな扇風機、並んだ提灯に、男女間仕切壁の上に招き猫。番台の頭上には、大きなテレビ。しばし時間を忘れてしまいそうなアイテムの数々に、これまた心の中で限りない拍手を贈る。 さて浴室。石畳の床がなんともレトロ度を盛り上げる。しかし、定番もの浴槽設備は一通り揃っており、そこが大阪の銭湯らしい。 深、浅、電気風呂、そして超音波気泡風呂ジェットが２連。 そして深い浴槽内には、なんと、久しぶりにお目にかかる「超音波気泡温泉器、ヘルスバー」。浴槽中央部に、底部から棒が延びていて、湯面ちょい下あたりで、ジェット噴射を四方へゴー。見た目のインパクト抜群の銭湯アイテム。以前に行った銭湯では何軒か見かけたが、ここしばらく御無沙汰していた。それだけでも妙にうれしくなってしまって、たまらんもんが。これがあるから、銭湯巡りはやめられません。またまた、心の中で限りない拍手。 |