弁天湯
 
【住所】 東京都武蔵野市吉祥寺本町2−27−13
【営業時間】 15:40〜23:00  
定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 超音波気泡風呂、浅、電気風呂、薬気泡風呂
【最寄り駅】 JR中央線吉祥寺駅から徒歩約8分
 


 東京23区から出てみよう企画。なんですが、このJR中央線の吉祥寺駅、武蔵野市ではあるけれど、23区内みたいな賑わいようで。なんせ東京で住みたい街、第1位でしたっけ?とにかく人多いですわ。駅南の井の頭公園にて、半日ぼーっと過ごした後、銭湯へ。どこにでもあるんですね、お風呂屋さん。駅北側のサンロードの商店街を入ってちょっと先、西へ400メートルほど行くと、通りの北側にお目当ての弁天湯さん。

 なだらか三角屋根の昔ながらの銭湯風情。吉祥寺の賑やかな通りの先とはいえ、ここだけ時間が止まってしまっているようだ。正面玄関横には塀、そこから樹木が茂る。屋号が書かれた短い丈のオリジナル暖簾が架かる。くぐると正面に傘立て、向かって左側に下足箱。そこから自動ドアがあり、中へ。こじんまりとしたロビー、そしてフロント。ロビーにはソファや飲料類の自販機。そして壁には、有名人の色紙があれこれ。さすが吉祥寺という土地柄か、いろんな人が音ずれるのだろう。ピースの又吉なんて時の人の色紙もありました。

 そして脱衣所へ。広々と気持ちの良い脱衣所。天井は高く、大きな円が3つという寺院風の造り。床はきれいなフローリング。外壁側に脱衣ロッカー、その上下には常連用ロッカー。外側には内庭があり、縁側がある。その内庭をバックにベンチ。中央には島ロッカー。浴室入口前にはアナログ体重計。

 浴室へと入る。こちらも広い広い、広い室内だ。奥壁にはどどーんと大きな富士山のペンキ絵。いやあ出ましたね、富士山。これはいい。そしてなんとその下側に「ガンバロー東北」とのペンキ文字。これは教官だ。天井は半円形で水色に塗られている。洗い場のカラン、間仕切り壁側10つ、外壁側8つ、間の島カラン2列両側それぞれ8つづつのカラン数。

 浴槽は奥壁側に一直線。まずは超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂。その隣、横長の浅、壁には柵の向こう側に石とカエルの給湯口。その浅の端には電気風呂。さらに隣にはブクブク気泡湯の薬風呂。そしてお湯は「ラドンガリウム石温浴泉」とのこと。おそらく、浅の壁柵の石のことかな?と思われる。

 そしておおーっと思ったのが、脱衣所に貼られたポスターに、ふろロックなる告知。えええ!?なんですけど、向井秀徳やらジム・オルークやらの名前があるではないですかああああ。どちらもわたしゃ、リスペクトしておりますわ(年下ですが)。さすが吉祥寺、ということですかね。恐れ入りました、まったく。

 

  銭湯TOP        武蔵野市 




















inserted by FC2 system