弁天湯

【住所】 京都府京都市下京区西木屋町五条下ル南京極町52
【営業時間】 15:00〜翌1:00 
定休日】 毎週日曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、超音波気泡風呂、電気風呂、サウナ、水風呂、薬風呂
【最寄り駅】 京阪本線五条駅から徒歩3分 



 五条大橋の西側すぐの筋を南へ入り、高瀬川の1本西側通りの民家の並びに、なにげに素朴に佇む銭湯。この先すぐに、いわゆる五条楽園という旧赤線の「お茶屋」が並ぶ界隈。そのかかりに、2階建て町屋造りの建物に、京都特有の2枚の暖簾が掛かる。

 暖簾をくぐると、こじんまりとした下足場。表の暖簾は男女別々だが、中は1つ。それぞれ扉の表示を確認しながらカーテンで仕切られた中へと入る。番台があるが女将さんは番台には座っておらず、女湯側に立っておらてた。間には目隠しのカーテンがあり、そちらをまたいで料金を払う。

 脱衣所もこじんまり。その空間にあれこれと銭湯アイテムがたんまり。番台正面仕切り壁の上に、シャープの液晶テレビ。仕切り壁前には、長椅子と単品椅子が2つ、2段ボックスに入った少年ジャンプ。反対側には脱衣ロッカー、その上には「弁天」額入りと富士山の写真額入り。番台横手、引っ込んだようなところにマッサージ機とアナログ体重計。番台横は、冷蔵庫と向かい合うようにアイスクリームの冷凍庫が置かれている。そして耳元には、延々流れる有線の演歌。

 さて浴室。こちらもこじんまーりとしたシンプルな空間。仕切り壁側に浴室ずらり、反対側に洗い場カランがずらり。奥へ向かう間に、ミニ島カランが1つ。天井には、地上側と同様に、こじんまりとした湯気抜き。各種浴槽、まず手前から、超音波気泡風呂ジェットが2連、主浴槽の深、電気風呂、奥にサウナ、その隣に気泡ぶくぶく付きの水風呂。そして浴室入り口横手には気泡湯付きの薬風呂だ。

 全体的にこじんまりとはしているが、逆に落ち着いた雰囲気があって、こっち方面が好きな人にはいいのではないでしょうか、というような銭湯。周辺のロケーションを意識すると、ちょっと違う感覚が味わえるような不思議な感じ。銭湯巡りの予期せぬ楽しみの1つです。

 

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