万代湯

【住所】 大阪市住吉区万代6−9−26
【営業時間】 15:30〜24:30 
定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥360  中人¥130  小人¥60  洗髪¥10  
【設備】 深、浅、ラドン電気風呂
【最寄り駅】 南海高野線住吉東長居駅から徒歩5分



 あべの筋と、南海の高野線の間、住吉区の万代。その住宅地の中、その名もずばり「万代湯」。昔ながらのこじんまりとした外観。少し損壊している正面の屋号ロゴのところが、歴史を感じさせてくれる。そして、縦看板で「ラドン温泉」。その懐古系な外観に少々違和感を感じるが、それがよけいに興味をそそる。

 暖簾をくぐると、下足場正面に、縦2枚×横2枚のミニタイル絵。描かれているのは金魚。お見事です。

 脱衣場も、こじんまりと雰囲気もの。アナログの体重計や身長計。和風の内庭が、ちょっといい感じ。
 
 そして浴室。こちらも期待通りの渋系内容。石畳とタイルをミックスした床。男女風呂にまたいだ横長の掛湯。掛湯の隣にある、被せた板の真ん中に丸く穴のあいたところから湯を汲み出す上がり湯。この上がり湯、めちゃ熱いので、要注意。そして極めつけ、間仕切壁に富士山のタイル絵。それほど大きな絵ではないが、富士山と麓の村の風景が描かれた一品。これは一見の価値があるかも。

 浴槽はと言うと、深と浅、そして電気風呂。浅は、腰を掛けれるような形で段がついている優れもの。電気風呂は、これがラドン風呂?ではないかと思うのだが、外観は洞窟のごとく引っ込んだようなレイアウトの、大きな岩の配した岩風呂仕様。ちょっと変わった仕様の個性派浴槽。

 湯船に漬かりながら脱衣場のほうへ目をやると、正面に見える内庭の風景が、なんとも言えない雰囲気で、しばし心を奪われた。そういう、自然な演出も心憎い。これぞまさに、「癒し系」でしょう。でしょ?

 

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