【住所】 | 千葉県千葉市中央区寒川町3−17 |
【営業時間】 | 15:00〜23:00 |
【定休日】 | 第2、4水曜日 |
【入浴料】 | 大人¥430 中人¥170 小人¥70 |
【設備】 | 深気泡風呂、浅気泡風呂 |
【最寄り駅】 | JR外房線本千葉駅から徒歩約11分 |
さてさて千葉県千葉市はJRの本千葉駅。そこから西南、国道へ出る通りの1本手前側の筋、なんとここには銭湯ストリートとでも言うべき一画が。なんせ200メートルちょっとの通りの間に3軒もの銭湯が並んでいる。しかも通りの同じ西側というのだから、銭湯のテーマパークかいな、というような。そんな銭湯ストリートの2軒目、真ん中に位置する梅開湯。昔ながらの雰囲気たっぷりのレトロ銭湯の登場だ。 木造建築で背後にニョキッと延びる煙突。横手には土地が空いていて、建物横側がよく見える。正面はこじんまりとした玄関口、その周りはプチ改装。隣にはコインランドリー。見た目そのままのこの雰囲気、そうとうレアだ。玄関口に架かるのは丈の短い暖簾、くぐるとこじんまりとした下足場。その正面には縦2枚×横3枚のミニタイル絵。水墨画のような山松鶴が描かれている。その左右には下足箱。そして男女それぞれの引き戸を開けて中へ。 高い天井は格天井。折り上げだろう部分には白壁紙が張られている。壁上も同じ白壁紙。床はフローリング。脱衣ロッカーは外壁側に。脱衣用丸籠も健在。中央には昔の台所用らしき小さなテーブルとイス。番台横手側に格子状の木のベンチ。昔ながらのそのまんまの、あれ?今いつだっけ?と時間軸が一気に遡ってしまうような空間だ。 そして浴室。こちらもまたトロトロレトロで落ち着いた空間。天井は高く2段式で水色に塗られている、東京銭湯のスタイル。そして奥壁側に、おっとやりましたねぇのペンキ絵だ。「すばらしき東北」「岩手県-北山崎」。女湯側には富士山が見える。洗い場のカラン、間仕切り壁側と島カラン1列両側に4つづつ、島カラン両側にはシャワーは無し、外壁側に5つというカラン数。 浴槽は奥壁側に深と浅の2槽が並ぶ。それぞれ浴槽の中に段が設けられており、腰掛けることができる。深はプクプクと気泡が6つほど。隣の横長の浅、こちらはちょっと変わった仕掛けがあり。外壁に面した側の半分1人用にブクブクの気泡湯仕様になっており、その向かい側、浴槽の中にステンレスの輪っかが。この輪っか、何なんやろ?としばし悩むが、寝風呂にするためのアイテムか。輪っか側にもたれてみる、逆にして足をかけてみる、座ってみる・・・一番しっくりきたのは、もたれてみることか。そうすれば寝風呂の出来上がり・・・かな。 いやいや、最後に珍し系アイテムが登場、心奪われてしまいましたが、雰囲気どっぷりのレトロ銭湯、いい味出しています。さてそれでは銭湯ストリート探訪、残りの一軒行きましょか。行きましょう。 |