あたみ湯
 
【住所】 東京都葛飾区細田1−8−18
【営業時間】 15:00〜23:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  
【設備】 深超音波気泡薬風呂、浅超音波気泡薬風呂
【最寄り駅】 JR総武線小岩駅から徒歩約12分 
 


 JRの小岩駅を北へしばらく、奥戸街道へ出たら通りを西、東井堀交差点を北へと上がる。せせらぎ通りだったかなんだか、真ん中が散歩道になっている通りを進んで400メートルほど西側。茶色い角々っとした建物、正面に自販機、男女に分かれた入口と暖簾、しかし入れば下足場は1つ。下足場から引き戸の上、すりガラスに男湯女湯の文字。なんともいい感じ。

 引き戸を開けると、番台があり、そして脱衣所だ。フローリングの床、ピッカピカに磨かれて気持ちいい。天井は、屋根タイプでゆるやかな傾斜付き。間仕切り壁の上からレトロなランプ風?照明がぶら下がっている。外壁側に脱衣ロッカー、中央にテーブルとソファ、そして島ロッカー。健康癒しアイテムとして、マッサージ機、フットマッサージ機、血圧計、足つぼ板などが並ぶ。入口横側には外側にスペース、縁側がある。元々は庭が整えられていたのだろうが、今は土だけだというのが残念。

 さて浴室へと。おっと、これはこれはこれは、これはちょっと軽い驚きだ。浴室中央にどーんと楕円形の浴槽が1つ、だ。そ3分の1ほど奥が深、手前が浅。両方とも薬風呂仕様という贅沢風呂。深には超音波ジェットが1つ、浅にはブクブク気泡湯が2箇所付き。お湯は東京銭湯らしく熱め。特に深が熱い。そして深と浅の間に象のオブジェ。なんで象なのかはともかく、なかなか楽しいアクセントだ。

 洗い場のカランは左右奥の三方の壁側に。間仕切り壁側6つ、外壁側7つ、奥壁側5つのカラン数。天井はゆるやかな半ドーム状、中央に湯気抜き、これが大きな8角形いう、他では未だ見たことのない珍しいタイプだ。色は2段式の天井でよく見られる、きれいな水色。奥の壁にはモザイクタイル絵。洋館に湖に舟、女湯側には風車かな。これも銭湯アートの1つの形。

 以上、なかなか珍しい見どころ入りどころのある独特な印象が残る銭湯。浴室真ん中に浴槽があって、周囲壁側に洗い場というのが関西風で妙にうれしい。東京銭湯、と一言で言うけれども、実際いろいろなパターンのところがありますね。まだまだ銭湯巡りの日々は続く。
 

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