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また来ましたよ、熱海温泉。前回訪れた時、時間の関係で回ることのできなかった外来入浴可能な共同浴場が残り３つ（たぶん）。これを入らなきゃ、どうにも寝覚めが悪い。てなわけで、ＪＲ東海道線、普通電車乗ってゆらりゆられて再訪です。 熱海駅から温泉街の坂を下り下ってかなり下って市役所前。その先に流れる川、橋の手前を西へと入る。このあたりはダイエーや大きなスーパーが立ち並んでいる。しばらく行くと郵便局があり、その向かい側の橋を渡って少々行ったところ。いちおう建物は通りには面しているのだが、入口が辻側にあり、すぐにはこれが温泉施設だとは気づかないだろう。素朴なドアに「男」「女」と書かれているだけ。そこに貼り紙、これでようやくここだとわかる。 入浴券は、通りを挟んだところにある商店で購入。入浴券に名前と日付を書いて、入口を入ったところにある木箱に入れる。無人の為、料金を払わない輩がいるのであろう、その対策だと思われる。こじんまりとした脱衣所、四角い脱衣棚と木のベンチ扇風機が置かれている。引き戸を開けると浴室。これまたこじんまりとした造り、そして横長浴槽が１つ、ぽつっと。奥は窓で、開けると隣の建物との狭い隙間。天井を見上げると木にトタン、なんとの素朴な空間だ。 お湯は無色透明、やや卵のような臭い？がする。浴感はすべっとしたきれいなお湯。お湯は少々熱いが、いらっしゃった先客が水でうめてくださり快適に浸かることができた。時間帯が早かったからか、先客と僕と２人のみ。もう少し人数が多いと、ちとつらいだろう。おかげさまでゆっくりと入ることができた。いや、いいですねぇ、この雰囲気。熱海万歳、共同湯最高。 |