旭湯
      
【住所】 埼玉県川越市元町1−8−6
【営業時間】 15:00〜22:30  
【定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥430  中人¥180  小人¥70
【設備】 浅、超音波気泡風呂、スチームサウナ
【最寄り駅】 東武東上線川越市駅から徒歩約18分
    

 
 埼玉県の川越市。昔から小江戸と呼ばれ、いまでは「KOEDO」をキャッチフレーズにしている、歴史のある観光都市。特に蔵造りの街並みですか、人多いですわ本当に。その蔵造りの通りの北の端、札の辻交差点を東へ少し行った通りの北側に、なななんと、銭湯があるではあーりませんか。旭湯さん。川越市唯一の銭湯だ。

 正面から見ると2階建てのような民家の造りで、その2階の窓ガラスが正面側面ぐるっとで、その空間が少し見える。玄関口、庇の下には長めの暖簾が架かる。その横手には屋号の看板。スチームサウナでリフレッシュ、がウリモノのようだ。暖簾をくぐると、こじんまりとした下足場。引き戸を開けると、番台、そして脱衣所だ。

 番台は高めの位置で、その前側に上がるための階段が付いている。その番台の頭上の上には、読売巨人軍の選手の色紙があれこれたくさん!向かい側のテレビでも野球中継で、ご主人はかなりの巨人ファンのようだ。天井を見上げると、折り上げの格天井。間仕切り壁には鏡、その上側には丸太が。脱衣ロッカーは外壁側に。中央にはミニなテーブルとミニなイスが並ぶ。浴室入口前にはアイスの冷凍庫、そしてアナログ体重計。古き良き時代の雰囲気が漂うナイスな脱衣所だ。

 それでは浴室へと入る。こじんまりとした空間に、両壁側に洗い場のカラン、奥壁に浴槽という構成。その洗い場のカランは、間仕切り壁側に5つと少し間を空けて1つの計6つ、外壁側には7つとその手前側浴室入口横手に2つという、やや変則形。浴槽は奥壁にブクブクというよりプクプクという気泡の浅、超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂の2槽。ついでながらこのお湯、熱いのなんのって。どちらかというと気泡湯の浅のほうが熱いか。座り風呂は常連さんらしき方が水でうめて少しは入ることができたが。いやあ、わたしゃまだまだ修行が足りませんわ。そして浴室入口横手にスチームサウナ。

 そして奥壁に出ました、銭湯アート。これがなかなか、今まで見たことのない絵柄のタイル絵、海底と魚たちのけっこう大きな絵柄。魚の種類と数が多く、見ていて楽しい。中国が狙っている赤サンゴなんかも。とにかく楽しいビジュアルだ。そして間仕切り壁にはヨットのイラストなどもあり。

 湯上り後は、飲料類の冷蔵庫の中から缶ビールだ。川越散策でさんざん歩き、あっついお湯で癒された体に注ぎ込まれるアサヒスーパードライは最高!先ほどまでの浸かれがぶっ飛んだ。身も心も充実状態、それでは帰るとしましょうか。小江戸を楽しんだ後は、ぜひ汗を流しに旭湯へ。幸せ。
  
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