朝日湯
      
【住所】 神奈川県横浜市鶴見区生麦3-6-24
【営業時間】 15:00〜23:00  
【定休日】 毎月5、15、25日(日曜日の場合は翌日)と不定休
【入浴料】 大人¥470  中人¥200  小人¥100
【泉質】 ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉
【設備】 黒湯深、黒湯浅、気泡風呂、超音波気泡風呂、サウナ
【最寄り駅】 京急京急線生麦駅から徒歩約3分
    

 
 生麦生米生卵。横浜市は鶴見区、生麦だ。生麦というと生麦事件、薩摩藩の行列を横切ったイギリス人が斬り殺された幕末の大事件。その事件の碑の近く、お目当てはもちろん銭湯だ。京急の生麦駅から商店街を南へ出た国道15号線、そこを東へすぐのところ、どどどーんと大きな外観の銭湯が。立派な屋根瓦の木造建築、破風屋根が正面に。玄関口の左右には塀がずらーっと。その屋根の上、大きな立体ロゴの屋号。屋号とともに温泉マーク、そしてラジウムの文字。いやあ、これはインパクトありますわ。素通りできようはずがない。

 暖簾をくぐると下足場。そして入口のガラス戸が自動ドアなのに、ちょっとびっくり。入ると番台、そして脱衣所だ。天井は高く、折り上げの格天井だ。そこから天井型扇風機と思わしきシャフトがぶら下がっているが、残念ながら羽根がとりはずされている。室内は入口と並行して並べられた2つの島ロッカーで区切られていて、浴室入口側が脱衣のスペース、脱衣所入口側がくつろぎスペースとなっている。

 その脱衣スペースには、島ロッカー2つと外壁側に脱衣ロッカー。浴室入口前にはコイン洗濯機とアナログ体重計。間仕切り壁側に大きな鏡。くつろぎスペースには、格子状の木のベンチや長イス、マッサージ機などがならべられている。番台横手のガラス戸の向こう側には、樹木が茂り岩が積まれた庭が。

 さてそれでは浴室へと。こちらはレトロ風味は薄味で、明るい雰囲気。天井は2段式で、白色に塗られ縁は水色だ。奥壁には、山間の渓谷の写真壁紙がどーんと貼られている。壁のタイルには、ところどころに花のイラスト。洗い場のカランは、間仕切り壁側に6つ、島カラン1列目両側と2列目片側に5つづつのカラン数だ。

 浴槽は奥の壁側に一直線に配置。4つある浴槽は、そのうち2つは天然温泉の黒湯、もう2つはさら湯。その天然温泉黒湯の浴槽、深と浅で、真っ黒くろすけ、かなりの濃さだ。透明度は10センチほどで、とりみのある浴感。体はポッカポカ、湯上り後は汗がひかない。臭い、味は特になし。そしてその隣はブクブク気泡湯、さらに隣には超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂だ。そしてサウナ、水風呂あり。そう、この水風呂がまた黒湯(水)で、源泉なのだろうか、さらに濃度がアップ。透明度は5センチないくらいだ。とろみもさらにパワーアップ、いやあこれは素晴らしいや。

 外観のインパクトにノックアウト、そして黒湯の濃さにノックアウト。さすがお客さんも多く、大いに納得だ。大阪までこのまま持って帰りたい、そう思えるような銭湯だ。
  


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