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ＪＲ中央線の三鷹駅。中央線の三鷹行きで止まる駅だ。その三鷹駅の南口、バスロータリーを南西へ続く通り、三鷹駅南の交差点に出たら、信号を渡った先のところ。大きな新しい今風外観の銭湯。横長建物、正面玄関の向かって右側はコインランドリー。反対側には大きな窓ガラス。その印象的な屋号、「アサヒドレント２１」。トレンドですよ、トレンド。そのトレンドな銭湯、では中へ入ってみましょう。 暖簾は架かっておらず、入ると広い下足場。そして自動ドアから中へ。入ると、奥に向かって空間が広がっている、ゆったりとしたロビー。奥側にソファが並べられ、テレビが置かれたくつろぎスペース。飲料類は自販機で、しかも２台だ。窓側に向かうようにフロント。その両側に男女それぞれの脱衣所の入口だ。 脱衣所は、これまた広々、そしてきれい。フローリングの床が気持ちいい。脱衣所入口横手と外壁側に脱衣ロッカー。脱衣所入口横手脱衣ロッカーの隣にはサウナ用と思われる縦型ロッカー。間仕切り壁側には鏡。真ん中はガラーンと、広々空間。そこには腰掛台が２つ。浴室入り口前には、アナログ体重計、床置きスケール、扇風機、鉢植えの観葉植物が等距離で並ぶ。その横手、外壁側にテレビ。電源は入っていなかったが、リモコンが置かれていたので、お客さんの自由に任せているのかも。 さてそれでは浴室に入ることに。ああ、広いですこちらの空間も。そして浴槽設備があれこれ。レイアウトもこだわらない、自由度の高い造りだ。天井はそれほど高くなく、やや傾斜付き。洗い場のカランは入口に並行して、手前壁側に７つ、島カラン１列両側６つづつ、そして外壁側に５つというカラン数。この外壁側５つのシャワーはホース付きだ。シャワーは２つ、間仕切壁側にある。 浴槽は、これまた本当に多彩な娯楽系。メインの浴槽は、間仕切り壁側から奥壁側にかけてＬ字型で配置。まずは間仕切り壁側から、電気風呂、そして広めの浅、その浅内にはブクブク気泡湯付きで、隅の壁のところには岩が組まれた給湯口。奥壁側のその隣、超音波気泡風呂の寝風呂と座り風呂がそれぞれ２連、頭の位置にはステンレスの水枕だ。ちょっと間隔を開けた隣側には、低温風呂としてぬるいお湯の浴槽。外壁側、こちらには別スペースになった水風呂と岩風呂が。水風呂、縦長のまるでミニミニなプールのような。岩風呂、岩タイルを壁配した浴槽で、浴底タイルがカラフルで面白い。そして別料金のサウナ、別ゾーンになっており、休憩室まであるようだ。 てなわけで、明るくきれいで清潔感のある今風銭湯。設備も充実、はっきり言って言うべきことは何もない。近くにあったら、きっとへヴィローテーションだよという銭湯だ。実際、僕の訪問時、老若なお客さんが多種多様。納得できます。 |