有馬湯
 
【住所】 東京都台東区竜泉3−31−2
【営業時間】 14:00〜23:30 
定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 深、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 東京メトロ日比谷線三ノ輪駅から徒歩約8分 
 


 東京メトロの三ノ輪駅から、明治通りを南、三ノ輪二の交差点から土手通に分岐、そちらをさらに南へ行き、300メートルほど先の通りを西へ入ってすぐのところ。コンクリの建物、正面横手に「公衆浴場」と青字で続く屋号が赤字で大きく書かれている。なかなか斬新な外観だ。入口に暖簾は掛かっておらず、入ると下足場、スケルトンの中が見える下足箱だ。そして入口に対して斜めになった自動ドア、中へ入るとフロント、そしてロビーがある。

 フロント横から脱衣所へ。天井は屋根のような変わった形。床はきれいなフローリング。中央に島ロッカーが2つ、片方にはマンガ雑誌や週刊誌が置かれている。入口横壁側には本棚、こちらにもコミック本が多数。間仕切り壁には大きな鏡。浴室と境目は全面ガラスになっていて、お互いが良く見える。防犯上も安全上も安心だ。そして外壁側もガラス戸、その向こう側は岩が組まれた庭。浴室まで続いている。

 そして浴室へと。手前側に洗い場カラン、奥に一直線に浴槽。天井は半ドーム状の曲線を描いたもの。経年劣化がうかがえる。洗い場のカランは間仕切壁側に7つ、島カラン2つにそれぞれ両側5つづつ。島カランにはシャワー無し、しかし横長の鏡は有りだ。奥の壁には浴槽が2つ、深と浅の超音波気泡風呂ジェット2連。深には座ることのできる段付き。

 そして銭湯アートが2連発。奥の浴槽後ろ側に、鯉の滝登りを描いたタイル絵。それと間仕切り壁に海か川か湖のどれかのロケーションに木や舟、そして孔雀が空を舞う絵柄のタイル絵。それぞれ、なんとも見とれてしまうような絵柄だ。そして奥壁のタイル絵の上側、たぶんここにはペンキ絵があったんだろうな・・・という空白の部分。ちょっと残念だ。それと特記事項もう一つ、外壁側がガラス戸で、その向こう側に先ほどの続きの庭を眺めることができる。これもまた銭湯アートの1つだ。

 とにかくガラス戸多く、それがある種の開放感を演出している。日の高いうちだと、ずいぶんと明るい。これはいい、いいですね。湯上り後、縁側に立ってしばし涼む。これまたたまらん心地良さ。有馬湯さん、最高。 

 

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