新井湯
 
【住所】 東京都墨田区本所2−8−7
【営業時間】 15:00〜23:00 
定休日】 毎月 6、16、26日(日曜日、祝日、金曜日は翌日)
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 薬風呂、超音波気泡風呂、気泡風呂、浅気泡風呂
【最寄り駅】 都営浅草線本所吾妻橋駅から徒歩約10分
 


 都営浅草線の本所吾妻橋駅から三ツ目通りを南下、500メートルほど行った先の春日通りを西へ、300メートルちょっと行った通りの南側。通りからちょっと引っ込んでいるが、その先に見えるのは、まごうことなき伝統的東京銭湯。千鳥破風屋根の下に唐破風屋根という、威風堂々なスタイル。その上側からニョキッと煙突が伸びる。その唐破風の下に描かれている模様、これがコテ絵というやつか(『ザ・東京銭湯』による)。

 短い暖簾をくぐると正面に傘立て、左右に下足場。引き戸を開けると番台、そして脱衣所だ。こちらもまた伝統的東京銭湯な空間で、時間遡りの古の世界。天井は折り上げの格天井、ぶら下がる天井型扇風機のプロペラがグワングワンと回っている。床はきれいなフローリングだ。

 脱衣所入口前には垂直に島ロッカーが置かれ、その入口横手に脱衣ロッカー、さらに中央縦に島ロッカー。長ベンチが2つ、マッサージ機も2つ、体重計はアナログとデジタルがそれぞれ1つの計2つ。間仕切り壁側には大きな鏡と血圧計。そして外壁側には池のある庭!のぞくと、なんとまあ、ゆうゆうと泳ぐ鯉や金魚やらがたっくさん。その側には椅子が置かれて、風情を感じることができる。

 さて、それでは浴室へと入る。こちらは壁などきれいに改装されているが、伝統的東京銭湯であることには変わりがない。天井は2段式、水色に塗られたスタイルで、蛍光灯が吊り下げられている。洗い場のカラン、手前から中央にかけて。間仕切り壁側7つ、島カラン1列両側5つづつ、外壁側2つのカラン数。外壁側には立ちシャワーが2つあり。

 奥の壁から外壁側にかけて各種浴槽。まずは奥壁側からブクブク気泡湯の薬風呂、その隣に超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂、そこから外壁側にかけて斜めに広めの浴槽、ゲルマニウム鉱石が袋にどどーんと入れられたゲルマニウム風呂。浴槽内にはブクブク気泡湯付き。さらにその隣には、低温湯としてブクブクの気泡湯が。

 そして奥の壁にお待ちかねの銭湯アート。おおこれは珍しい、東京ゲートブリッジ?屋形船に、対岸に見えるは東京タワーと東京スカイツリーが並び、後ろにゃ富士山という(たぶん)夢のゴールデントライアングルだ。わずかに見える女湯側のペンキ絵は、こちらは東京スカイツリーのようだ(ちなみに見えるのは壁絵だけだよ当たり前)。

 それと、間仕切り壁には、東京スカイツリーの写真がペタペタ多数貼られている。あれ、こんなに色のヴァリエーションがあったんや、というくらいのカラフルに光る色彩スカイツリー。これまた銭湯アートです。

 とにかく、古き良き伝統的東京銭湯スタイルと最新スポットの東京スカイツリーがコラボするというオモシロ銭湯。それと庭の池もお見事だ。いやはや、やられました私。降参です。好きにならずにいられまい。 

 

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