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地下鉄千日前線の北巽駅から北西へ、ひたすら続く住宅地の中をずんずんと。勝山通りからだと、城東運河の手前を北へ上がったところに、１軒の銭湯。派手さはないが、正面から見ると横に広がった外観で、どっしりと構えている。 その浴室、中央、そして奥側に各種浴槽が配置された２段構えの構成。 まず、浴室中央部に深、浅の主浴槽。 浴室奥側には、Ｌ字型になった浴槽に、電気風呂と超音波気泡風呂。超音波気泡風呂はジェット３連、それぞれ１人づつ区切りの枠がついている。 その反対側に、スチームサウナと水風呂と。スチームサウナには、ほのかに流れる演歌。汗かきながら、気分にひたる。水風呂にも同じく聞こえる。熱いのと冷たいの、どちらも耐える気持ちの表現に、心に染みる演歌の歌声が響きます。ちょっとした気配りが素敵。 |